【EOS Kiss X7】EOS史上最軽量システムの構築

 平成25年4月24日、キヤノンのEOSシリーズの最新作、「EOS Kiss X7」が発売されました。

 「世界最小最軽量」を謳っているだけのことはあり、その重さはなんと370g(本体のみ、バッテリー・メモリーカードを除く)。これは、歴代Kissシリーズの中でも最軽量です。

 「ちゃんとした一眼レフ」でありながらのこの軽さ、「日本の技術は世界一イイイイ!」と叫びたくなります。

 そして、この「最小最軽量」に付けるレンズ。これもぜひ「最小最軽量」でいきたいところです。せっかくボディが軽いのに、いくら便利だからといって「EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」なんて取り付けてしまえば、重さはたちまち2040gに。これではもったいない。(ちなみに現行のEFレンズで最も重いのは、EF800mm F5.6 IS USMの4500g。)
 EFレンズ最小最軽量といえば、もちろん、これ。

Canon 単焦点レンズ EF40mm F2.8 STM フルサイズ対応

Canon 単焦点レンズ EF40mm F2.8 STM フルサイズ対応

 あのEF50mm F1.8IIと同じ130gで、体積はもちろんこのEF40mm F2.8 STMのほうが小さいです。(ミラーレス用のEF-M22mm F2 STMのほうが軽い(105g)ですが、Kissには付けれらないので除外しました。)
 Kiss X7とくっつけて、総重量500g。バッテリーを入れても560gに達しません。かばんに入れて常に持ち歩いても全くじゃまにならないサイズ。ミラーレス懐疑派の私のために作ってくれたとも思える設計です。
 このレンズにもフードが別売ですがあります。
Canon レンズフード ES-52

Canon レンズフード ES-52

 しかし、最小システムを考えるのなら、フードと付けたくない、とも思ってしまいます。画質をとるか最小をとるか、悩ましいところです。
キヤノン EOS Kiss X7 完全ガイド (インプレスムック DCM MOOK)

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写真がかわいくなる デジタル一眼 魔法の撮り方ブック

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