日中シンクロ - 心と絞りをフルオープン！

　屋外での人物撮影をするとき、日中シンクロをよく使う、と、教本に書いてありました。ところが、普通にスピードライト（ストロボ）を使うと、真っ白になってしまいます。ということは、日中シンクロするといは、アンダーに補正すればちょどよくなるのでしょうか。
　というわけで、試してみました。

EOS 5D Mark II
EF50mm F1.2L USM
F5.6 1/50 ISO100 絞り優先ＡＥ　評価測光

　ますは、絞り優先ＡＥでそのままとってみました。ハイライト部分が真っ白に飛んでいます。そして顔の大部分が影に。

　次に、ハイライト部分が白飛びしないよう、アンダー補正してみます。

EOS 5D Mark II
EF50mm F1.2L USM
F5.6 1/200 ISO100 絞り優先ＡＥ　露出補正-2　評価測光

　ハイライト部分は落ち着きましたが、顔は真っ黒です。

　そして、この状態で、スピードライトを発光させてみました。

EOS 5D Mark II
EF50mm F1.2L USM
F5.6 1/160 ISO100 絞り優先ＡＥ　露出補正-2　評価測光
ストロボ発光　外部E-TTL　先幕シンクロ

　これで顔がきれいに写るようになりました。今回は、太陽光が左から当たっているため、スピードライトが右側に来るように回転させて撮りました。

　ハイライトが強すぎるせいか、背景が真っ黒になってしまいました。後ろまではスピードライトの光が届かなかったようです。
　ちなみに今回使ったスピードライトは、こちらです。性能の割にお値段が優しいので気に入っています。

　その他機材は、いつもどおり。